「彩紋家事件 前編 極上マジックサーカス」

マジック

奇術師の一族が、圧倒的な奇術によって続々と殺されていく……!?。

「彩紋家事件 前編 極上マジックサーカス」清涼院流水著・講談社ノベルズ。清涼院流水はデビュー作の「コズミック」がアレ(^_^;)だったので読んでいなかったのですが、あらすじに惹かれて購入。ミステリーとしての評価は上巻のみなので留保(っていうか何も起こっていない(^_^;))ですが、150ページ以上にわたって描かれる奇術サーカスの描写や奇術のタネの大切さを主人公(でいいのかな)が語るシーンが面白かったので、一読をオススメ。気に入ったセリフを紹介。

世の中には二種類の人間しかいない。奇術師でない人間と奇術師だ。プロかアマかは関係ない。奇術師か、そうでないか。それで分けられる。

一、自分が奇術師であることを誇らない。
二、他の奇術師への尊敬の念を忘れない。
三、奇術師でない者にはタネを教えない。

↑は主人公、鴉城蒼司の「奇術師にとって大切な精神」の三原則。あと、曾我佳城が名前だけ出てきます。

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