『時かけ』はSFじゃなく失恋映画。

今週買った本

『時かけ』はSFじゃなく失恋映画。

これは半分冗談ですから、誤解されると困るんだけど『僕の嫁にしたいくらい惚れています。だけど年齢差があるからできません。結局引退させるしかありませんが、その前に1本だけ知世のために映画を作りたい。彼女がお婆ちゃんになった時、ひとりで懐かしんで観てくれればいいんです。ついては大林さん、<時をかける少女>という題名で映画を撮ってくれませんか』と。そう聞いて僕はピンと来たんです。これは角川春樹が原田知世に失恋する映画なんだと。(略)少女が時をかけてくれば、いつまでも自分と一緒にいられるのに、現世ではそれが叶わないから別れるしかない。だから僕にとって『時かけ』はSFじゃなくて失恋映画なんですよ。

「昭和40年男 8月号」特集 俺たちの角川映画。大林宣彦インタビューより。

角川三人娘では、圧倒的に原田知世ファンなのは、過分にとり・みきの影響があるにせよ、いまだに好きなのでたぶんホンモノ。良い歌いっぱい出してるんで、ぜひ聞いてほしいな、と、「悲しいくらいほんとの話」「ときめきのアクシデント」とか、特に。

なんどか書いた気がしますが、マイベスト角川映画は「二代目はクリスチャン」。もう柄本明がカッコ良くて。。。この夏、角川映画祭があるので、見ていないのがある人はぜひ劇場で。

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